【クラック（ひび割れ）処理】

クラックの幅が小さい場合は下塗りで埋めるとクラックが埋まりやすくなります。又、密着度が高い下塗り材を選択します。
クラックの幅が中程度なら、コーキングしてから、通常塗装（下塗り・中塗り・上塗り）します。
クラックの幅が大きい場合は、機械でVカット（削る）し、コーキングなどして、壁の模様を付けてから通常塗装します。
クラック処理をすることにより、壁からの雨漏りを防ぎます。（雨漏りがあるとお住まいは加速度的に劣化します）

【色あせなく状態の良い場合】

既存の色・柄模様を生かすクリヤー塗装、又は通常塗装（色塗り）をします。

【色あせ・破損がある場合】

色あせ部に調色材を塗り、破損部はパテで既存形成して、クリヤー塗装、又は通常塗装をします。（色塗りの場合は調色材塗りなし）

【色あせで劣化がひどい場合】

下塗り材を、厚膜の材料を選択して色塗りをします。
※サイディングの場合、目地・冊子周りのコーキングは必須です。
壁の状態に合わせて、適切な施工をすることのより外壁か長持ちしてメンテナンスが少なくなります。

【状態がひどい場合】

水洗いして塗膜が沢山剥がれ、真っ白になり、スレート自体が柔らかく、割れやすくなってしまいます。
こういう状態の時は下塗りを2回したり（下塗りは浸透性なのでスレートに直接浸透して強固になる）浸透性下塗りをして、スレートを強固にした後遮熱塗装を行います。
屋根の状態に合わせて、適切な塗装をすることにより劣化を防ぎ、長持ちさせます。